こんにちは。
医療業界の世界では「後医は名医」と言う言葉があります。
これは患者がはじめにおとずれた病院の医師(前医)に診断をいただいたあと、何らかの理由で別の医師(後医)に担当していただいたときに使われる言葉です。

結論から言うと後の医者の方が優位性が高いということです。

なぜか、
 優位性① 後医は前医よりも多くの情報を持つ
 優位性② 後医のほうが治癒のタイミングに近い
 優位性③ 後医だけが前医を批判できる立場にある

私は社労士として開業したばかりですが、
事業主様が私に顧問契約を切り替えていただくことがあります。

つまり、(前)顧問社労士から(後)顧問景山社労士に担当が変わるということです。

私は新しく顧問として対応させて頂く場合はその顧問先の状況(カルテ)を詳細に確認します。すると、過去に顧問先様の対応をされていた前社労士先生の手続きや対応などが後任となる私には手に取るように解ってしまうのです。

その時に私は前任の先生の仕事っぷりにたいして様々な感情を抱くことがあります。
良い仕事を見受けられたときにはとても同業として嬉しく尊敬の念を感じます。
ですが、そうでない場合もときとしてあります。

当然ながら、先生もいち人間であり私もミスを犯す可能性はあります。

優位性③はとても強い影響力があります。
後任者は、前任者を批判することができてしまうのです。
それは人を悪く言って自分が良く思ってもらえるように仕向けることができるのです。

これは決してよい行いではないでしょう。

だからこそ前任の先生を尊重し批判するようなことは決して行わないように心掛け、
顧問先様には純粋に私の業務のみをもって評価をいただけるよう頑張ります。